散歩道

カフェ フルークにて栞デビュー!

 昨日は神保町にあるカフェ フルークというお店の雑貨&古本市に参加しました。
 このお店のことは、なんとなく噂できいていたのですが、路地裏にあるとてもかわいい感じのカフェでした♪
 今回はあまり本が無かったのですが、雨玉舎さんの手作り木版画グッズや携帯ストラップと、わたしの手づくり栞を用意して参戦しました。

 栞は前々から作りたいなあ、と思っていたのですが、10月の終わりごろ、色々ありまして、なんとラミネーターを買っちゃったのです。で、これで栞も作れないかな~、と家にあった和柄の布をラミネートしてみたら、けっこうイケそうなので、あれも、これも、と色々ラミネートして、ハサミでチョキチョキ…、パンチで穴をあけ、スウェードの紐を通して、完成! という程度のものなのですが…。ご購入くださった皆さま、本当にありがとうございます。わたしが唯一使う顔文字にて御礼申し上げます。m(_ _)m
 今回は一箱古本市で知り合ったどすこいファミリーの方々や、ダイバーで知り合った方々、翻訳の勉強会仲間が足を運んでくださって、楽しいひと時を過ごせました。本当に感謝、感謝でございます。m(_ _)m
 雨玉舎さんの文鳥ぽち袋は今回も一番人気で、やはり「鳥」の時代が来たか…! という感じです。猫の葉書も大人気でした♪ わたしも猫好きなのですが、本好きな人って猫好きな人が多い気がします。。。なぜだろう?

 さて、毎度まいどのことですが、今回も反省点だらけというか、準備不足というか、、、次回の古本市に向けてやることがたくさん見えてきました。
 今回、わたしの向かいで外出店されていた甘夏書房さんに名刺をいただき、わたしも恐れ多くも名刺とか作ってみたくなりました。。。考えてみれば、名刺というものを持っていたのは、広告制作会社で働いていた1年足らずの期間と、フリーでライターの真似ごとをしていた数ヶ月間だけなのでした。。。
 思い返せば、この間の一箱の打ち上げでも名刺をくださった方がいて、なんか名刺があるとカッコイイのです♪ 名刺づくりにふつふつと燃え始めています。
 あと、古本しましま書房の看板をいい加減、作らなきゃなあ、とも思いました。どすこいファミリーのKさんも、わたしのお店をひと目みて、「看板とか作ったら?」と極めて的確なアドバイスをくださいました。
 栞は3つセットで100円で出していたのですが、最初から袋に入れてセットしてしまうよりも、お客さまに好きな柄を組み合わせて買ってもらったほうがいいような気がしました。次回は最初からバラで出そうと思います。あと、紐を通していない状態の栞もたくさん持っていたので、その場でお好みの色の紐も通してお作りします、と言ったら、どすこいのSさんが「本体と紐は同系色な方がいい、地味なのが良い」と言われ、そういえば、そういう栞はひとつも作っていなかったなあ、と気づかされました。老若男女問わず買っていただけるような栞づくりを目指したいので、とても貴重なご意見でした。
 今回のようにわたしが店番をして直にお客さまと接することのできる古本市なら、その場でお好みの色の紐を通すサービスというのもいいかも…と思いました。
 色を選ぶのって楽しいので、今回、栞を作りながらわたし自身がエンジョイしていたのですが、その楽しさをお客さまに味わっていただくというのもナイス、ではないっすか。(あ、おやじギャグ…)

 さて、今回は本の数が少なかったのですが、そんな中で3冊の本が売れました。売れた本はどれも思い入れのある本だったので、なんか嬉しかったです。
  『ふつうがえらい』佐野洋子著(新潮文庫)
  『たけくらべ・にごりえ』樋口一葉(新潮文庫)
  『Stripe』Joanne Partis(洋書絵本)

 佐野洋子はわたしのイチ押し作家です。絵本もオススメです。
 樋口一葉の「たけくらべ」は何度か読み返し、これからも時々読み返すだろうなあ、という作品です。佐多稲子の「たけくらべ」論は衝撃的なうえに、真実があります。
 『Stripe』は、わたしが初めて応募した絵本の翻訳コンテストの課題本です。テディ・ベアの本と『Stripe』の2冊から好きな方を1冊選んで訳す、というもので、わたしは『Stripe』を選びました。タイトルの『しましま』は、主人公のトラの子どものことです。内容はしましまの冒険という感じで、絵がとてもかわいいのです♪ トラが主人公ということで、ゆず虎嘯さんがお買い上げくださいました。ちなみに、さっきアマゾンで調べていたらこの絵本の続編がでていました。Stripe's Naughty Sisterという本です。こっちの表紙もかわいいなあ♪

 というわけで、すてきな古本市を主催してくださったカフェ・フルークさん、どうもありがとうございました。声をかけてくださった放浪書房さんにも感謝です。

 帰りにダイバーに寄って、余ったチラシをお返ししたのですが、駄々猫さんもお店にいらして、皆で喋っているうちに、今後の古本市の予定がなんとなく決まりました。
 次回は来年1月のダイバーの古本市、そして3月に池袋のみちくさ市、ということで落ち着きました。

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高円寺書林、そして水の生きものたちの続報

日曜日はサルサ・サークルの予定がドタキャンになってしまったので、高円寺書林の「かえる展」に行ってきました。
雨玉舎さんの言っていたとおり、わたし好みのステキなお店でした♪
カフェ併設の本屋さんというだけでもポイント高いのに、置いてある本もいいトコついてるのです。きのこの表紙のミニコミみたいなのが置いてあって、ちょっと気になっています。今度行った時は買わなきゃ。

さて、水の生き物たちのその後についても近況報告です。
その後、小ザカナちゃんたちの数が、日に日に減っていっているような気がしたのですが、水槽のどこを探しても死骸はなく、「・・・?」という感じだったのですが、職場の方に聞いてみたところ、「死んだやつは貝が食べちゃう」と言われ、大ショック。。。
エビはすくすくと成長しており、3匹が脱皮しました。最初見たときはたまげました。水槽の壁に透明のエビがくっついているので、てっきり死んでしまったのかと思ったのですが、よくよく見てみると、中身がないのです。。。
ちなみに、3つ目のエビの抜け殻を水槽に放置しておいたら、次の日くらいに無くなっていました。貝が食ったのか・・・!?
貝は卵らしきものを水草の裏面に産んでおり、小ザカナちゃんたちは貝になって生まれ変わるのかしら・・・と心の慰めにしております。
ちなみに、エビの卵らしきものも水草の上で発見したのですが、翌日には葉っぱがちぎられたような跡があり、卵はなくなっていました。これも貝の仕業なのか・・・!?

小ザカナちゃんは、今ぜんぶで3匹。でも、1匹はかなり衰弱しています。泳ぐ力がないようで、このまま放置しておくと貝に食べられそうなので、別の鉢に移したのが昨日の朝。今日も泳ぎません。金魚を飼っていたときの経験から、こういう状態になったサカナは助からないだろうなあ・・・とは予感しております。あとの2匹は小ザカナちゃんたちの中でも特に小さかった2匹なのですが、いまのところは元気に泳いでいます。なんとか大きくなってくれればよいのですが・・・。

水の世界では壮絶なドラマが繰り広げられています。

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一箱古本市、雑感

一箱古本市、無事終了しました。

打ち上げでは思っていたよりも長居してしまい、昨日は起きたら10時過ぎ。朝から夜まで仕事をする予定だったのに、疲れが抜けず、一日ぼわ~んとしてしまう。夜、少しだけ仕事して就寝。
台風ホリデーの恩恵も虚しく、3ページ分の遅れが出ております。。。大丈夫だろうか・・・。

今日は、午前中にエビ、貝、サカナを海苔の容器から水槽に引越しさせる。
餌をやると、エビががつがつと食べてしまう。サカナが何も食べていないようなので、少し餌を足すと、やっぱりエビががつがつと食べる。貝まで水面に上がってきて、むにゅむにゅと食べている。大丈夫なのか、小ザカナちゃんたち!? でも、今のところ元気に泳いでいます。

さて、古本市の感想です。
今回、最初に売れたのが雨玉舎さんのぽち袋。
世の中、「猫派? 犬派?」の議論は多いけれど、その隙間を縫うようにして鳥グッズを中心に参戦された雨玉舎さんのぽち袋と携帯ストラップは、鳥愛好家の心をゲット!
「鳥好きな友だちにプレゼントしたい」と買ってくださった方もいました。
文鳥グッズのデザインを見て、「マトリョーシカみたい!」とおっしゃる方もけっこういて、そこもグッとくるポイントだったようです。

古本市終了後の飲み会では、和装の「どすこいフェスティバル」さんたちと同じテーブルで愉快なひと時を過ごしました。
お喋りしているうちに、雨玉舎さんのぽち袋を2種類お買い上げになったお客様は「どすこい」さんの知り合いの方だと判明。趣味で消しゴムハンコを作る方らしい。さすが、お目が高いですね~!

わたしの出した古本は、今回は不思議なほどいつもとは違う本が売れていました。やはり場所が変わると売れる本も変わるのですね・・・。
一押しの絵本3冊も完売し、「ドリトル先生」も売れました。
「ドリトル先生」を買ってくださったのは、若い女性のお客さま。手にとってしばらく熱心に読んでくださっているので、「それ、オススメですよ・・・」とアピールしてみたら、「ですよね~、懐かしい!」と、昔のワクワクした気持ちに浸っておられる様子で、わたしも嬉しくなりました。
子どもの頃は、誰が翻訳したかなんて気にしてなかったけど、ドリトル先生の訳者はなんと井伏鱒二なのです。「井伏鱒二が訳していたんですね~」「そう、そうなんですよ!」、とお客さまと訳者についてもしみじみとした感動を共有する。

「ドリトル先生」は小学生の頃に出会った本ですが、動物と話ができるドリトル先生に、当時、本当にワクワクしたものです。
本来、言葉が通じない動物たちと、「言葉」で会話する。そんなドリトル先生は、わたしが英語という「言葉」の勉強をつづけていくのを励ましてくれた人の一人でもあります。
ありがとう、ドリトル先生!

さて、飲み会では各賞の発表もあり、青秋部賞をゲットしたのは初参加の「ジャングル・ブックス」さん。初参加で受賞なんてスゴイ!! 決め手は「エロス」で統一したラインナップだったそうです。
しかも、ご夫妻は同じ沿線にお住まいで、帰りは一緒の電車でした。受賞者さんと同じ電車なんてラッキー。やっぱりツイているんでしょうか、古本の神様が。
今回の一箱古本市に向けての準備とか、工夫を少し聞くことができました。わたしも次回、どこかの古本市に参加するときの参考にしようと思います。

そして、今回の古本市の反省点。
食料不足・・・。このひと言に尽きます。
なんか、とっても馬鹿ばかしいけど、朝、ちょっとバタバタしてしまって、途中でコンビニくらいあるでしょ~とタカをくくって朝食抜きで現地に向かい、現地に着いても食料はなく、わたしよりも前に到着していた駄々猫さんにカレーパンをめぐんでもらったのでした。
カントリーマアムの大袋は持っていっていたのですが、おにぎりとか、サンドイッチとか持っていくべきでした。ダイバーから最中の差し入れがあったのも嬉しかったです。
お昼過ぎに駄々猫さんのところに遊びに行ったら、駄々猫さん、今度はおにぎりをとりだしていました。さすが・・・!

3人でお店を出していたので、交代で昼休憩とかとれなくもなかったのですが、何となく、自分の本を買ってくれそうなお客さんが来るかも・・・とか思うと、あまり箱から離れたくなくて、この日は結局、カレーパンと、カントリーマアムと、モナカと、柿の葉寿司でしのいだのでした。。。

雨玉舎さんを高円寺書林さんに紹介してくださった甘夏書房さんと初めてお話することもできたし、その他お店に足を運んでくださった方々、場所を提供してくださったお寺の方、スタッフの皆様、ステキな時間を本当にありがとうございました。
始まった・・・と思ったら、もう終わりなの!? というような、あっという間の古本市でした。

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けいぶん社でブヒヒン。

 図書館の本を延滞していたらしく、督促メールがきてしまった。慌てて西荻方面へ向かい、本を返却する。せっかくバスに乗って中央線沿線エリアに出てきたのだから、帰りに吉祥寺の文房具屋さんsubloに行ってみることにする。

 subloの商品は、京都のステキな本屋さん「けいぶん社」で出会ったのでした。
 というわけで、京都旅行記を兼ねて「けいぶん社」さんの話です。

 「けいぶん社」は一乗寺の駅から徒歩数分。ご存知の方も多いかもしれませんが、ガイドブックにも載るほど全国的に有名な本屋さんです。
 ガイドブックに載っていたお店の外観がとてもかわいらしかったので、つい店の前で記念撮影をする。
 さて、中に入りますと、思わず唸ってしまうほど素晴らしい品揃え。こりゃあ、ABCもビックリですよ。ゆっくりと店内を見てまわると、へー、ちくま文庫にこんな本が入っていたのかあ、とか、うわー、こんな図鑑があるの!? という具合に、新本屋さんなのにふだんとは違う発見が次から次にあってワクワクしっぱなしです。
 お店の方が厳選したこの品揃えは、一見の価値アリですよ。池袋のジュンク堂みたいに売り場面積が広くないかわりに、お店の人の思い入れが伝わってくる本ばかりが並んでいて、とても濃密な空間になっています。
 そして、店の奥には雑貨・文具コーナーも。これがまたこだわりを感じさせるものばかり! なぜかトムズボックスで見かけたピンバッジも売っている。
 小粒でかわいい「本のシール」があったので、購入。シールの中にsubloというお店の名前が書かれた紙が入っていた。吉祥寺にあるお店らしい。知らなかったワー。subloの扱う商品はどれもかわいくて、東京に帰ったら絶対にこの店に行くぞ~! と鼻息を荒くする。ブヒヒン。
 月光荘のスケッチブックや便箋、バッグも、めちゃめちゃかわいくて、思わず買ってしまおうかと思ったけど、オバが、月光荘は銀座の方にある有名な画材屋さんだというので、今買わなくてもいいか・・・という気分になる。ここも東京に戻ったら行ってみなくちゃ。ブヒヒン。
 しかし、東京に住んでるくせに、東京にあるお店のことは全然知らないのだなあ・・・と今さらながらに気づかされた「けいぶん社」の旅でもありました。

 さて、そういうわけで、今日は吉祥寺にあるsubloに寄ってみました。
 店内には、またもや月光荘の布バッグを始め、月光荘オリジナルグッズが並んでいる。うーん、世界はつながっているのね。
 お店の入口付近には、掌よりも小さなクレヨンの箱。なんと、中にはクレヨンの形をした消しゴムが3つ入っている。かわいすぎて、目がハートになってしまうワ。
 封筒とか、便箋とか、鉛筆とか、とにかく欲しいものがたくさんありましたが、京都でお金を使い果たしているので、subloオリジナルの小さなメモ帳とノートを1冊買って店を出る。

 あ~、何とも楽しいお出かけでした。

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古本ウィーク

今週は古本ウィークでした。

◎3月4日(水)彩の国 古本まつり(所沢)
辞典特集があるとのことだったので、行ってみました。
独和辞典とPC(Politically Correct) Dictionaryをゲット。
その他にも色々と面白い辞典があり、とりわけ気になったのが『未来事典』。3日後の自分がわかるそうな。
けっこう広い会場なので、辞典以外ももちろん充実。隅から隅まで見てまわったら2時間ほどかかりました。疲れた。
・ニューヨーク・バナナ
・英語のなかの歴史
・小鳥たち
会場は8階にあるのですが、エレベーターで1階に下りると、そこでも小規模な古本市。上の会場で「にんじん」を何冊か見つけたけど、あまりきれいじゃないなあ、と思って買わないでいたら、こちらにはけっこうきれいな「にんじん」が100円であるじゃないの! 迷わずゲット。

◎3月7日(土)わめぞ外市(池袋)
花粉で鼻水がずるずる。風で髪の毛がばさばさ。前回も風の強い日だったなあ。今回は浅生ハルミンさんが出店されていたので、レジのところにサイン本がたくさんありました。欲しかったけど、お財布が薄っぺらいので我慢。
・あのころ、先生がいた
・ねにもつタイプ
・うろんな客
・なにもない空間
ハチマクラのブースで柄物のマスキングテープも購入。最近、マスキングテープにハマってしまっているのです。

お昼はTomBoyカフェ兼レストランでカレー。炒りタマゴとわかめが添えられているのが珍しい。辛いのがダメなわたしでも、甘いなあ、と思えるほどの甘口カレー。でもおいしかったです。

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大丸やき茶房にて

 昨日は所用があって神谷町へ出る。
 せっかくこんなとこまで出てきたのだからと、帰りに神保町へ。行ってみたい店があったのだ。ブックダイバーのブログで紹介されていた神保町スイーツ、「大丸やき」のお店。
 こぢんまりとした店内の隅っこに座り、メニューの中から「お茶と大丸やき」セットを注文する。
 大丸やきはほんのりと温かく、カステラのような甘みのある生地の中に餡子が入っている。形は今川焼きみたいで、生地の表面には「大丸」の2文字が。別名カステラ饅頭と言うそうな。生地が甘い、餡子が甘い、甘くて、うまい。ああ、わたし、甘いもの、食べたかったんです。大丸やきがわたしのくたびれてしまった心を癒します。
 おぉぉ、大丸やき・・・。
 これは絶対にテイクアウトするゾ。心に決めたゾ。家で大丸やきを食べることを考えながら店で大丸やきを食べている意地汚いわたし。もう、二重においしい♪
 しかし、大丸やきだけではないのです。大丸やきと共に出てきたお湯と急須と湯のみの3点セット。この三位一体との出会いは生涯忘れません!!!!

 お茶と大丸やきが一緒に出てきた場合、ふつう、主役は大丸やきで、お茶は脇役にすぎない、と思ってしまいませんか? ところが、この店のお茶は単なる脇役ではないのです。
 大丸やきと同じお盆にのっていたのは、いわゆる急須の形をしたものと、湯のみ、そして謎の容器の3点セット。
 謎の容器は湯のみより少し大きいくらいのサイズで、蓋がついてるけど、形もやっぱり湯のみみたい。唯一、湯のみと違うのは鳥の嘴みたいな注ぎ口がついているところ。
 「?」と思っていたら、お店の方が使い方を説明してくれました。この謎の容器の正体は急須なのだとか。そして急須だと思っていたミニ薬缶のお湯を「急須」に注ぐのです。「急須」のお茶っ葉をミニ薬缶に入れてはいけません。
 この「急須」、湯のみほどのサイズだから、一度にたくさんのお湯は注げません。ふつうの急須みたいに把手もついてません。蓋を押さえながら、片口のわずかな隙間からお茶を注ぎます。湯のみもそんなに大きくないのですぐに飲み終わります。一度にたくさんのお茶をいれられないから、少しずつ飲んでは、少しずつ「急須」にお湯を注ぐ。二煎目以降はお茶っ葉もどんどん開いてくるので小さな「急須」に入るお湯の量はどんどん少なくなっていきます。この「ちょっとずつ飲んでは、ちょっとずつお湯を注ぐ」を繰り返しているうちに、なんだかお茶を入れるという行為そのものが楽しくなっている自分に気づきました。これは魔法の「急須」です! お茶がおいしい、お茶が楽しい、そして幸せでゆったりとした気持ちになれる、そんな「急須」です。
 「急須」の表面はざらっとしていて、ナチュラルな手ざわり。わたしの手の中にちょうどいい感じに納まる大きさがニクイね。茶漉し網などついていないのに、湯のみにはそんなにお茶っ葉が流出しません。そのくらい、微妙な隙間からお茶を注ぐのです。素晴らしい設計。こんなステキな「急須」がこの世にあるとは知りませんでした。これは是非とも購入せねば。
 わたしはお茶を飲むのが大好きですが、「お茶」そのものをここまで楽しんだのは初めてです。お茶を飲みながら、どんどん「急須」に愛着が沸いてきます。手にとって色々な角度から眺めてみると、背面には「だいまるやき」の文字が。ニクイ、ニクイよ。湯のみにも同じように「だいまるやき」と彫られているではないの。ニクすぎる~。

 店内でひとり楽しくお茶を飲んでいる間にも、テイクアウト用の大丸やきは飛ぶように売れておりました。お店は17時半閉店。そろそろお暇しようかしら、と思っていた頃に残念ながらテイクアウト用の大丸やきは完売となり、お家で大丸やき♪ の夢はうたかたのごとく消えさりました。
 レジでお会計をする際、ああいう「急須」をどこで買えるのかと尋ねてみると、なんと形からしてこのお店が特別に頼んでつくってもらった益子焼なのだとか。どうりで・・・あんな形の急須、見たことないもの。お店のなみなみならぬ「お茶」に対するこだわりに脱帽。しかし、ってことは、非売品であるから手に入らないのですね。がっかり。もう、こうなったら大丸やき茶房に通うしかない、とひとり決意するのでした。。。

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わめぞ散策

 カレンダーを見て、おっ、と気づく。
 今日は1月32日・・・ではなくて、2月じゃないの。
 ぺろりと1月をめくる。
 卓上カレンダーのまわりが急に新鮮な空気を発散する。
 カレンダーをめくるのは「儀式」みたいなものかもしれない。

 さて、今日はちょいと御用があって早稲田へ行ってきました。
 せっかくなので、用が終わってから「わめぞマップ」を片手に池袋まで散策して帰ることにする。北風がぴぃぷぅ吹いている。でも、行くのだ。

 まずは立石書店。むむぅ・・・日曜日は休業か。
 ちょっと道に迷いつつ、古書現世。ここも休業。
 古書現世のすぐ近くに願い事をかなえてくれるというお地蔵様があり、ちょっと気になるがお願い事せず。
 ここもあこも休業ではあったけど、早稲田通りを歩くこと自体もしかして初めて(!?)な感じなので、お店の看板をキョロキョロと見ながら歩いているとけっこう楽しい。学生街だからランチセットの値段がちょっと安めかも。680円か、いいなあ。でも学生証がないなあ。カレー屋とうどん屋が多い気がする。日曜日は休みの店が多くて、肝心の古本屋街は静まり返っていた。開店中なのはセブンイレブンとか、スーパーとか。。。
 そろそろお昼どきなので、腹ごしらえでもしようかな・・・と思っていたら、「エチオピア」というカレー屋を発見。 店の外に貼り出してあるチキンカレー(880円)の写真がおいしそうだったので即決する。
 カレーにはフライドポテトかじゃがバターがつくとのことで、じゃがバターをお願いすると、すぐにじゃがいもが先に出てきてしまった。ずっと前に、じゃがいもを先に出すカレー屋では、これを先に食べずにカレーと混ぜて食すべし、みたいな記事を読んだことがあったので、どうしよう・・・と思いつつ結局先に食べてしまった。他のお客さんは果たしてカレーにじゃがいもを混ぜて食べるのだろうか、とこっそり観察していたけど、なんだ、みんな先に食べてるじゃん。ほっ。
 この店のカレーは辛さも選べるようになっており、わたしはとりあえず一番辛くないのにしてもらったが、後から入ってくるお客さんの注文やお店の人の説明をなんとはなしに聞いていると、「辛さ3倍」からがいわゆる辛口になるらしく、「4倍」、「5倍」を指定する猛者もいる。だんだん他の人が何倍カレーを頼むのか気になってきたら、なんと最後に入ってきたおじいさんは、「10倍」カレーを頼んでいた。どんだけ辛いんだろう・・・ドキドキ。
 
 お腹もいっぱいになり、あとは明治通りをひたすら池袋方面へ向かって歩いていった。途中、都電荒川線と平行して歩く。バスみたいな電車で、なんかかわいい。
 旅猫雑貨屋にも行ってみたが、こちらも休業。まあ、ここまでくると予想していた展開ではありますが・・・。お店の窓越しに店内を覗くと、薄暗い中にかわいらしいグッズが色々と並んでいる。ここはまた来なくちゃね。
 さて、今回の散歩の「しめ」はもちろん、往来座です。前回買い損ねた詩集がまだあったのでゲット。詩集を手に取った瞬間、何やら聞き覚えのあるメロディが流れてきて・・・あ、「蘇州夜曲」! どうも最近、縁がありますなあ。

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ブックダイバーで、くんくんくんくん。

 突然ですが、ブログのタイトルを変えました。
 最近、行ってみたい場所が次からつぎに見つかります。温泉を掘り当てたような気分です。こん、こん、とあとからあとから自然に湧き出てくるみたい。こりゃあ、当分止まらんなぁ、というわけでブログのタイトルもこんなことになってしまいました。

 とりあえず、古本屋さんとその近辺の食べ物屋さんを中心に、何か良いネタがあれば書きとめておこうと思います。

 記念すべき第一回目は、神保町の「ブックダイバー」。
 少し陽が落ちた頃にたどり着く。店内には白いソファがでんと置いてあり、お茶を自由に飲めるようになっている! 店主の心づかいがいいですねぇ。新参者ゆえ、お茶は何となく遠慮してしまいましたが・・・。ひと通り棚を見終わったら、面接の失敗やらなんやらがじわじわと襲ってきたのか、力尽きてしばしソファの中に埋まる。
 しばらくぼーっと目の前の本棚を見つめていると、なんかとても懐かしい臭いがすることに気づいた。
 なんでだろう? 本当に似ているなあ、と思ってよく考えてみたら、そこもここも、本がたくさんあることに気づいた。でも、こんな臭いのする古本屋は初めてだ・・・。座っているからだろうか? なんだろう、よくわからん。
 古びた本と、人間と、髪の毛(?)、が混じったような臭い。くんくんくんくん。

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