ブスの瞳に恋してる~ONARAが響きわたるハッピーライフ~
昨日で外働きは完全終了。
あまりの解放感から、帰りは目黒にあるアンティークビーズのお店に行ったり、渋谷センター街のブックオフへ行ったり。
昼ごはんも食べずに、ふと気づけば15時過ぎ。
家についてから、遅めの昼食とおやつを食べる。
その後、仕事をするつもりだったのに、「一日くらいいいよね・・・。今日くらいはいいよね・・・」と自分に言い訳しつつ、まだ読んでいない本の山を少し整理してみたりする。
本の山の一番下にあったのは、『ブスの瞳に恋してる』。
ふーん…と思って、ちょっと読み始めたらけっこう面白くてそのまま読み進める。
交際期間0日で結婚した放送作家と女芸人の笑える結婚生活が綴られているのだけど、その中身は、おならネタ、ウン○ネタが満載で、人によっては読んでて不快になるかもしれない。
しかし、わたしはこういうネタが蔓延する下品な家庭で育ったせいか、とても楽しく読めてしまった。
鈴木おさむいわく、世の中は人前でおならをできる人と、そうでない人の2種類に分けられる。おならが響き渡る家庭をもった鈴木おさむであるが、しかし意外なことに彼の父親は「おならをしない派」なのだとか。おならをしない派の家庭に育った著者は、よその家に行ったとき、「3、2、1、サンダーバード A GO!」と言って放屁するおじさんの家庭に憧れすら抱いたらしい。わかるような、わからんような憧れだ。
本当に、この本の中で綴られているのは執拗なまでの下ネタ話なのだけど、それはおならが響きわたらぬ家庭で育った著者の、おならに対する憧憬の念が込められているようにも思う。
面白いなあ、と思うのは、鈴木おさむの場合、憧れの対象が不動産会社や生命保険会社のテレビCMに出てくるような「家庭」ではなく、リアルな生活臭のある「家庭」である、ということだ。現実をまるごと引き受けて、しかもそれを楽しんで生きていこうという姿勢は天晴れじゃないですか。
この本は「家庭」というものの暗黒の一面をリアルに楽しく活写していると言える気がする。
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