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近況報告、のようなもの。

 無職野郎になって約二ヶ月。それはまるで、大洪水の後、なす術もなくぷかぷかと漂う畳の上で心細く救助をまつ暮らしのようでした。いえ、 そんな他力本願なことではいけません。気長に救助を待っていてはこの身が朽ち果てていくだけですから、自らアクションを起こさねば、と救助依頼の手紙をせっせと書いては小瓶につめてそっと流しておりました。

 潮の流れのせいなのか、小瓶の大半は戻ってまいりましたが、運よく浅草や、虎ノ門、新富町あたりの浜へ流れ着いたものもあったようです。
 畳の小舟に腹ばいになり、いざ出陣、と両手で水をちゃぷちゃぷ掻き進めて浅草へ行くと、すでに人の気配はありませんでした。
 虎ノ門では、待ち構えていた船に手を伸ばそうとした途端に突風が吹き、必死に畳の縁を握りしめるうちに見知らぬところへ流されてゆきました。
 たまたま新富町に辿りつくと、謎の饗宴が繰り広げられているところで、船の上からぽってりしたお婆さんが「ちょうど人手が欲しかったのよ」とこちらに手を差しだしました。
 ああ、この船に乗れば漂泊の生活から抜け出せる! 歓喜の嵐が身体を通りぬけました。
 これで温かいご飯がいただけるワ。
 しかし、直感によるものなのか、意志の力によるものなのか、「さあ、さあ」と詰めよるお婆さんの手を、あろうことかわたしは振り払ってしまい、アヒルのようにまた水を掻き掻き逃げてゆきました。

 なぜ逃げてきてしまったんだろう。。。一生後悔するかもしれません。いやあ、この人生がすでに大航海。などとシャレている場合ではありません。
 思い返せば、そもそもこの大洪水を起こしたのは自分自身ではなかったか、という根源的な問いは、あまりにも痛いのでしばし目をつむることにいたします。

 漂泊生活を続けるうちに、小瓶にお手紙を詰めて流しているばかりではラチがあかないワ、という結論に達し、最近コンピューターを駆使した活動に乗り出しました。
 よろしければこちらもどうぞ↓。

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