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2009年5月

殺陣は美し。

 仕事がひと段落して、ちょっと気分がゆるんでる今日は、『陽○の○3』の放映日でもありました。
 『陽○の○』もこれで3作目。しかも、これがシリーズ最終作になるらしいです。寂しい・・・。そんなことを知ってしまうと、終わらぬうちから寂しくなります・・・。
 というわけで、毎週、毎週、大切に見ている『陽○の○3』ですが、なんか、3作目になってから、敵役の動きが忍者っぽくなってきたというか、『スケバン刑事』の悪役っぽくなってきたというかで・・・えぇぇぇぇ、という部分もありますが(前回なんて、ラーメンマンみたいな中国の武術家が登場しちゃうし・・・)、ま、前作と同じレベルではイカン! という制作側の熱意と思うことにしております。そして、このバカバカしさのおかげでわたしの寂しさも紛れるし。。。
 さて、今日から磐○さまが若様の用心棒になりました。衣装も変わりました。着物の赤い裏地が好きなわたしとしては、袴スタイルはちょっと残念です。でも、大役をおおせつかって、殺陣のシーンが長くなったようで嬉しい♪ 前回、ラーメンマンの洗礼を受けたわたしは、もう、磐○が手裏剣を刀ではじき返しても笑いません。
 奈緒も江戸に戻ってきちゃうし、来週はますます見逃せませんなあ。

 『陽○の○』シリーズは磐○の衣装のせいか、殺陣のシーンがけっこう好きなのですが、たぶん、衣装のせいばかりではないのでしょう、と最近思うようになりました。
 というのは、春休みにハマって一気に見ていた『ロード・オブ・ザ・リング』三部作ですが、あんなにステキなヴィゴ・モーテンセンでも、剣を振り回して戦っているシーンを見ると、ああ、無様・・・と思ってしまうからです。
 日本の時代劇を見慣れている者にとっては、あの動きはちょっと、無駄が多すぎるというか、力まかせというか、うーん、美しいとは思えないですねぇ。ヴィゴは確かにカッコイイのだが。
 子どもの頃は、時代劇の殺陣のシーンを見ると、「ひとりずつ順番に切りかかっていくなんて、ヘンじゃーん」とか思ってたけど、あれって、ハリウッド映画でいう「アクションシーン」とはあきらかに別次元のものなんでしょうねー。
 何が違うのか。
 殺陣のシーンには「美」があるのです。単に、悪者をやっつける、というだけではなく、というか、やっつけることは二の次、と言ってもいいほどに。やっつけ方こそが目的、みたいな。
 殺陣は、一種の「舞」じゃないかと思います。

 わたしは高校時代、剣道をやっていましたが、やはり上手な人は姿勢が美しく、構えもきれいで、つい見とれてしまいました。間の取り方もいいのです。
 お笑いも「間」が重要ですが、武道においてもそうでしょう。
 人と人とが対峙して、間には張りつめた空気が漂っている。ただ見合っているだけのようでも、そこには「気」の交流みたいなものがあって、刀を交えずとも、火花を散らせて戦っているのです。
 そういう、精神レベルでの戦いみたいなものに反応したくなるのは、日本人特有の感情なんでしょうかね~。
 わたしのDNAには、剣術に感応する何かが含まれているように思えてならないのでした・・・。

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ワレはロボット!?

 さっき、グーグル・アカウントなるものを作ったのですが、メアドとかパスワードとかを入力して、最後に人間かどうかを確認するための(?)、最近よくある、あのぐんにゃりとねじ曲がった文字を読みとって入力させるやつ、あれをやったのですが、なんだかものすごく難しくて手こずってしまいました。。。
 最初に入力したやつは、やはり間違っていたらしく、モウ一度入力シテミロ、と要求され、2度目のお題(?)も、すごい難問・・・。こんな文字、読めるわけないじゃんっ、と思いつつ、なんとか解読して文字を入力。・・・またもや間違い。ガビーン。
 だんだん、自分が人間ではないような気がしてきて、妙に後ろめたくなってくる。ワ、ワタシはやはり宇宙人!? いやいや、これは機械と人間を識別するための質問なのだから、じゃあ、ワ、ワレはロボット?
 最終的にはアカウントを作ることができたのですが、なんか、こんなに敷居の高い作業だとは思いませんでした。。。切なーい。

 さて、「われはロボット」といえば、かの有名なアイザック・アシモフのSF短編集のタイトルであります。このなかの「ロビイ」という短篇が、何かのアンソロジーに入っていたよなあ、と頭の中をぐるぐると探ってみるけど、思い出せない。最近目にしたアンソロジーは、川上弘美さんの編んだもの。でも、あれは日本文学だったしなあ・・・・・・と思っていた頃、ようやく思い出しました。これです。

 『川原泉の本棚』-おすすめ本アンソロジー&ブックガイド-

 この間、みちくさ市で買った本です。
 川原泉の少女漫画(特に初期のもの)をわたしは偏愛しており、一時期、毎日まいにち、セリフを覚えるほどに読み耽っておりました。
 そんな川原先生が書かれたブックガイドですから、ずっと気になっていたのです。で、この本で一番最初に扱われていたのが上記の「ロビイ」だったんですねー。
 ああ、なんかスッキリしました。
 ちなみに、川原先生は子どもの頃から「サバイバル系」と「食べ物」が出てくる話をお好みだったとか。「サバイバル系」はよくわかりませんが、「食べ物」が出てくる話が好きなのはわたしも同じ。さすが、「空の食欲魔人」の作者です。

 子どものころのお気に入りの絵本に『おおきなきがほしい』というのがありました。主人公が大きな木の上に小屋みたいなのをつくって、そこでホットケーキか何かをつくる話。だった気がする。。。うーん、あやふやな記憶ですが、小屋で鳥とかリスとかに囲まれてホットケーキを焼いていた気がします・・・。
 ちなみに、わたしはこの本からインスピレーションを受け、大きな木の上でたこ焼きを焼く自分を妄想していました・・・。

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鼻声について

 風邪をひくのは嫌だけど、ひとつだけ面白いのは自分の声がふだんとは違って聞こえることだ。
 たとえば電話で友だちと喋っていると、鼻にかかった感じの自分の声にひとり酔いしれてしまう。
 鼻声が、好きなのです。

 風邪をひいているわけではないのに、地声が鼻声な人もいる。とても羨ましい。
 女優さんは容姿が大切かもしれないが、わたしは声も重要であると思う。とくに、鼻声女優は、いい。
 「鼻声女優」って何なんだよ!? とお思いの方もあるかもしれませんので、具体例を挙げますと、宮本信子、鶴田真由、菅野美穂などの名前がパッと浮かびます。ほら、ステキな鼻声でしょ。

 英語話者は、鼻声系が多い気がします。特に、北米。
 ゆえに、英語の発音をそれっぽくしたいならば、鼻声になることが肝要ではないかと思うのです。わたしの統計によりますと、英語の発音がうまい日本人は、たいてい地声が鼻声系です。
 中学生のときに聞いたNHKラジオ講座「英会話」を担当されていた大杉先生はステキな鼻声の持ち主でした。
 風邪をひいて鼻づまりのときは、嬉々として英文を音読してみたりします。いつもより、なんだか上手に聞こえる♪
 しかし、風邪の症状に喉の痛みが加わりますと、のんきに音読練習なぞしていられないので困りものです。

 職業柄、声を酷使しがちですが、わたしの声はあまり通りがよくありません。どうにかならんかしら、ということで出会ったのがこの本です。
『発声と身体のレッスン』鴻上尚史著(白水社)
 本の帯には「声に出して読みたい日本語」の著者齋藤孝さん大絶賛! とあります。まあ、どうでもいいんですけど。
 著者の鴻上氏は演出家ですが、この本は俳優だけでなく、声を使うすべての職業の人に向けて書かれています。
 腹式呼吸のトレーニングから入り、声帯に負担のかからないS音トレーニング(つまり、無声音の発声トレーニング)など、かなり丁寧に、そして本格的なトレーニングがステップ・バイ・ステップ式に紹介されています。
 はっきり言って、これをひとりで全部こなすのは大変で、わたしは途中で挫折してしまったのですが、ハミングレッスンで鼻を響かせてみよう、というのがあって、そこは妙に熱心にやってしまいました。機会があればまたやりたいと思っています。

 ちなみに、腹式呼吸というのも、なんだか楽しいものです。
 満員電車の中でぎゅうぎゅうと押しつぶされそうなときでも、「それっ、腹式呼吸」とひとり実践してみたりします。

 鼻声と腹式呼吸に対する憧れが、なぜか人一倍大きいようです。あ、鼻呼吸もね。

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