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2009年2月

わお!

 昨日、大丸やきとお茶をおいしく頂いた後、古本屋さんを何軒かまわり、最後はブック・ダイバーへ漂着。
 給料日前でお財布も薄っぺらくなっているので、見るだけヨ、見るだけ、と思いつつ、欲しい本を発見。でも、ダメよ、ダメなのよ。ヨダレをふきふき、店を出る。あ、でも、店の外にも本がある。あ~、ダメ、ダメ、ダメ~。

 ・・・買ってしまった。

 家に帰って、本と一緒に紙袋の中に入っていたお店のチラシに掲載されている「お客様の声」を何気なく眺めていたら・・・ら、ららら、ん!? これは、わたしがこの間ブログに書いた文章デハナイノ?!☆♪
 こんなマイナーブログがまさか当の店主の目に触れるとは思っていなかったので、ビックリ、ドッキリ、お恥ずかしい。でもわたしのか細い「声」が届いていたことに不思議な感動を覚えました。ネットの世界ってすごいなあ。
 完全に他人が書いた文だと思っているものが、実は自分の書いたものであった、という、突然世界がぐにゃんとねじれて戻ってきたような感触。鏡に映ったわたしを見ている鏡に映ったわたしを見ている鏡に映ったわたしを見ている鏡に映ったわたし・・・(以下略)みたいな眩暈。
 言葉って不思議な生き物ネ。

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大丸やき茶房にて

 昨日は所用があって神谷町へ出る。
 せっかくこんなとこまで出てきたのだからと、帰りに神保町へ。行ってみたい店があったのだ。ブックダイバーのブログで紹介されていた神保町スイーツ、「大丸やき」のお店。
 こぢんまりとした店内の隅っこに座り、メニューの中から「お茶と大丸やき」セットを注文する。
 大丸やきはほんのりと温かく、カステラのような甘みのある生地の中に餡子が入っている。形は今川焼きみたいで、生地の表面には「大丸」の2文字が。別名カステラ饅頭と言うそうな。生地が甘い、餡子が甘い、甘くて、うまい。ああ、わたし、甘いもの、食べたかったんです。大丸やきがわたしのくたびれてしまった心を癒します。
 おぉぉ、大丸やき・・・。
 これは絶対にテイクアウトするゾ。心に決めたゾ。家で大丸やきを食べることを考えながら店で大丸やきを食べている意地汚いわたし。もう、二重においしい♪
 しかし、大丸やきだけではないのです。大丸やきと共に出てきたお湯と急須と湯のみの3点セット。この三位一体との出会いは生涯忘れません!!!!

 お茶と大丸やきが一緒に出てきた場合、ふつう、主役は大丸やきで、お茶は脇役にすぎない、と思ってしまいませんか? ところが、この店のお茶は単なる脇役ではないのです。
 大丸やきと同じお盆にのっていたのは、いわゆる急須の形をしたものと、湯のみ、そして謎の容器の3点セット。
 謎の容器は湯のみより少し大きいくらいのサイズで、蓋がついてるけど、形もやっぱり湯のみみたい。唯一、湯のみと違うのは鳥の嘴みたいな注ぎ口がついているところ。
 「?」と思っていたら、お店の方が使い方を説明してくれました。この謎の容器の正体は急須なのだとか。そして急須だと思っていたミニ薬缶のお湯を「急須」に注ぐのです。「急須」のお茶っ葉をミニ薬缶に入れてはいけません。
 この「急須」、湯のみほどのサイズだから、一度にたくさんのお湯は注げません。ふつうの急須みたいに把手もついてません。蓋を押さえながら、片口のわずかな隙間からお茶を注ぎます。湯のみもそんなに大きくないのですぐに飲み終わります。一度にたくさんのお茶をいれられないから、少しずつ飲んでは、少しずつ「急須」にお湯を注ぐ。二煎目以降はお茶っ葉もどんどん開いてくるので小さな「急須」に入るお湯の量はどんどん少なくなっていきます。この「ちょっとずつ飲んでは、ちょっとずつお湯を注ぐ」を繰り返しているうちに、なんだかお茶を入れるという行為そのものが楽しくなっている自分に気づきました。これは魔法の「急須」です! お茶がおいしい、お茶が楽しい、そして幸せでゆったりとした気持ちになれる、そんな「急須」です。
 「急須」の表面はざらっとしていて、ナチュラルな手ざわり。わたしの手の中にちょうどいい感じに納まる大きさがニクイね。茶漉し網などついていないのに、湯のみにはそんなにお茶っ葉が流出しません。そのくらい、微妙な隙間からお茶を注ぐのです。素晴らしい設計。こんなステキな「急須」がこの世にあるとは知りませんでした。これは是非とも購入せねば。
 わたしはお茶を飲むのが大好きですが、「お茶」そのものをここまで楽しんだのは初めてです。お茶を飲みながら、どんどん「急須」に愛着が沸いてきます。手にとって色々な角度から眺めてみると、背面には「だいまるやき」の文字が。ニクイ、ニクイよ。湯のみにも同じように「だいまるやき」と彫られているではないの。ニクすぎる~。

 店内でひとり楽しくお茶を飲んでいる間にも、テイクアウト用の大丸やきは飛ぶように売れておりました。お店は17時半閉店。そろそろお暇しようかしら、と思っていた頃に残念ながらテイクアウト用の大丸やきは完売となり、お家で大丸やき♪ の夢はうたかたのごとく消えさりました。
 レジでお会計をする際、ああいう「急須」をどこで買えるのかと尋ねてみると、なんと形からしてこのお店が特別に頼んでつくってもらった益子焼なのだとか。どうりで・・・あんな形の急須、見たことないもの。お店のなみなみならぬ「お茶」に対するこだわりに脱帽。しかし、ってことは、非売品であるから手に入らないのですね。がっかり。もう、こうなったら大丸やき茶房に通うしかない、とひとり決意するのでした。。。

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ラララライブ

 ライブなるものへ初めて行きました。
 いや、行ったことはあると言えばあるのです。んでもそれは、友だちが、ねえ、一人じゃ行けないから一緒に来て、とか、知り合いが、ライブやるから今度よかったら来て、とかいうわけでして、自分で決めて自分で行くのは生まれて初めてということ。
 ライブ・ビギナーとしては、すべてがドキドキ、チケットの予約からしてビクビク。お店のホームページを確認したらチケットは前日までメール予約できるとのこと。予約のメールを送ったのが前日の午後だったので、チケットもうありません、と言われるかしら、とくよくよしたり、返信メールがなかなか来ないもんだから、もしかしたら、メールでチケット予約できるなんてホントは嘘!? とこの世界のシステムを疑ってみたり、一人で「やっきり」するのでした。
 さて、メールの返信は前日の夜に届き、おぉぉぉぉ、とひとしきり感動。ラ、ラララ、ライブへゆけるのね。

 あ、ちなみに行ったのは、オグラのライブです。(敬称略)
 CDで聞いていた唄も何曲か聴けたし、先週の金曜日につくったという新曲もあり、知らない唄もあり、あ~、ラララ、ライブはお得だね。できたてほやほやの新曲を聴くのは、焼きたてのパンをいただくような気分です。
 よく、絵は実物を見なくちゃ、と言いますが、唄も生で聴くほうが色々と感じるところがあるみたいです。唄うオグラを見ていて思ったのは、この人は自分の声をときどき楽器みたいに使うのだな、ということ。そうか、人間の声って一番原始的な楽器なのかもしれない、という発見に「原始」好きなわたしは嬉しくなる。CDを聴いていても、何となく感じていたことではあるけど、実際に唄っているところを見ると、自分の感じていたことがも少し明確な気づきになる。
 オグラの新曲はなかなかいいとこ突いていて、キミ以外、世界がぜんぶ透明になっちゃえば、みたいな面白い唄でした。

 小説とか、詩とか、唄もそうなのでしょうが、作り手には作り手なりの想いがあるわけだけど、受け手には受け手なりの想いもあるわけで、両者がガッチリ噛み合うこともあるかもしれないし、そうでない場合もあり、だけども受け手は受け手で自分の想像力を加味してある作品を自分の中で完成させていくものでもあるからして、以前もちらと書きましたが、1つの作品であっても、100の作品にも、1000の作品にも、10000の作品にもなり得るわけです。これを作り手はどう思うかは知らんけど、受け手は自分なりの解釈することを楽しんでもいるので、まあ勘弁してください、と一人途方に暮れてつぶやくのでした。

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わめぞ散策

 カレンダーを見て、おっ、と気づく。
 今日は1月32日・・・ではなくて、2月じゃないの。
 ぺろりと1月をめくる。
 卓上カレンダーのまわりが急に新鮮な空気を発散する。
 カレンダーをめくるのは「儀式」みたいなものかもしれない。

 さて、今日はちょいと御用があって早稲田へ行ってきました。
 せっかくなので、用が終わってから「わめぞマップ」を片手に池袋まで散策して帰ることにする。北風がぴぃぷぅ吹いている。でも、行くのだ。

 まずは立石書店。むむぅ・・・日曜日は休業か。
 ちょっと道に迷いつつ、古書現世。ここも休業。
 古書現世のすぐ近くに願い事をかなえてくれるというお地蔵様があり、ちょっと気になるがお願い事せず。
 ここもあこも休業ではあったけど、早稲田通りを歩くこと自体もしかして初めて(!?)な感じなので、お店の看板をキョロキョロと見ながら歩いているとけっこう楽しい。学生街だからランチセットの値段がちょっと安めかも。680円か、いいなあ。でも学生証がないなあ。カレー屋とうどん屋が多い気がする。日曜日は休みの店が多くて、肝心の古本屋街は静まり返っていた。開店中なのはセブンイレブンとか、スーパーとか。。。
 そろそろお昼どきなので、腹ごしらえでもしようかな・・・と思っていたら、「エチオピア」というカレー屋を発見。 店の外に貼り出してあるチキンカレー(880円)の写真がおいしそうだったので即決する。
 カレーにはフライドポテトかじゃがバターがつくとのことで、じゃがバターをお願いすると、すぐにじゃがいもが先に出てきてしまった。ずっと前に、じゃがいもを先に出すカレー屋では、これを先に食べずにカレーと混ぜて食すべし、みたいな記事を読んだことがあったので、どうしよう・・・と思いつつ結局先に食べてしまった。他のお客さんは果たしてカレーにじゃがいもを混ぜて食べるのだろうか、とこっそり観察していたけど、なんだ、みんな先に食べてるじゃん。ほっ。
 この店のカレーは辛さも選べるようになっており、わたしはとりあえず一番辛くないのにしてもらったが、後から入ってくるお客さんの注文やお店の人の説明をなんとはなしに聞いていると、「辛さ3倍」からがいわゆる辛口になるらしく、「4倍」、「5倍」を指定する猛者もいる。だんだん他の人が何倍カレーを頼むのか気になってきたら、なんと最後に入ってきたおじいさんは、「10倍」カレーを頼んでいた。どんだけ辛いんだろう・・・ドキドキ。
 
 お腹もいっぱいになり、あとは明治通りをひたすら池袋方面へ向かって歩いていった。途中、都電荒川線と平行して歩く。バスみたいな電車で、なんかかわいい。
 旅猫雑貨屋にも行ってみたが、こちらも休業。まあ、ここまでくると予想していた展開ではありますが・・・。お店の窓越しに店内を覗くと、薄暗い中にかわいらしいグッズが色々と並んでいる。ここはまた来なくちゃね。
 さて、今回の散歩の「しめ」はもちろん、往来座です。前回買い損ねた詩集がまだあったのでゲット。詩集を手に取った瞬間、何やら聞き覚えのあるメロディが流れてきて・・・あ、「蘇州夜曲」! どうも最近、縁がありますなあ。

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